第9回研究会 開催報告

表彰

参加者による投票により、「優れた発表をした人」ならびに「質疑応答や交流イベントなどで場を盛り上げた人」に対して以下の賞を授与しました。受賞者には賞状と、副賞として三河地方の銘菓・珍味をお送りしました。受賞者の皆さん、おめでとうございます!表彰イベントにご協賛下さった日本マイクロソフト株式会社様、ならびにGenomedia株式会社様にこの場を借りて御礼申し上げます。


受賞者一覧(敬称略)

最優秀発表賞

鈴木 創 (東京大学)

日本マイクロソフト賞

西嶋 傑 (産業技術総合研究所)

Genomedia賞

前田 太郎(基礎生物学研究所)

若手奨励賞

細田 至温(早稲田大学)

小舘 俊(東北大学)

Active Discussion賞

黒木 健(東京大学)

グラントフライングゲット賞

チームWHS

大上 雅史, 大野 健太, 多良 健太郎, 小鍛治 俊也, 中村 司, 辻 岳志, 亀田 健, 今田 雄太郎, 藤田 卓, 鈴木 彦有


最優秀発表賞

鈴木 創 さん(東京大学)

表彰式前にお帰りになられたので、表彰式ではツイッターアイコンに登場していただきました。



日本マイクロソフト賞

西嶋 傑 さん(産業技術総合研究所)


Genomedia賞

前田 太郎 さん(基礎生物学研究所)



若手奨励賞

細田 至温 さん(早稲田大学)

小舘 俊 さん(東北大学)


Active Discussion賞

黒木 健 さん(東京大学)



全体企画「グラントフライングゲット」表彰

研究会初日に1チーム10名前後のチームに分かれ、各チームで研究プロポーザルを練ってもらい、最終日のコンペティションで発表していただきました。招待講演者の審査により、最も優れた研究提案をしたチームを表彰いたしました。

審査会議の様子


グラントフライングゲット賞

チームWHS(メンバー:大上 雅史 さん, 大野 健太 さん, 多良 健太郎 さん, 小鍛治 俊也 さん, 中村 司 さん, 辻 岳志 さん, 亀田 健 さん, 今田 雄太郎 さん, 藤田 卓 さん, 鈴木 彦有 さん)


おめでとうございます!



参加者レポート

旅費サポートを希望された方に参加者レポートを書いていただきました、ご協力ありがとうございました。


初参加・学部生

今回,初めて生命情報科学若手の会に参加させて頂きました。本会では,生命情報科学を専門に研究されている学生や研究員の方,さらには機械学習・深層学習の専門家の方々と議論することができ,非常に濃密な時間を過ごせました。生命情報科学の中でもバックグラウンドの異なる方々の発表を聞くことを通じて新たなアプローチや考え方を知ることができました。また,ワールドポスター形式での発表は初めてでありとても新鮮で,他の学会等ではなかなか関わりが薄く,発表を聞きに行くほど手が回らないような分野の発表に触れ,強い刺激を受けることができました。自分の研究発表についても,情報科学や機械学習を専門にやられている方から忌憚のないご意見を頂くことができ,非常に貴重な機会となった。グラントフライングゲットでは,学生や研究員等の身分の差を超えて,チームメンバー間で突拍子もないようなものも含めて様々なアイディアについて議論し盃を酌み交わすことができ,濃密で貴重な時間を過ごせました。このような素晴らしい時間を与えてくださった若手の会スタッフやスポンサーとなって支援してくださった皆様に深謝いたします。来年も参加するのが楽しみです。 永田 祥平(慶應義塾大学環境情報学部・学部4年)

生命情報学の分野はどのような研究が行われているかを知りたいと思い、生命情報科学若手の会に参加いたしました。私は生命情報の分野はもっとdry中心だと思っていましたが、wetも行なっている方が多く参加されていて驚きました。学部3年でまだ研究室に配属されたばかりのため内容についていけるか不安でしたが、様々な研究の話を聞いているうちに少しずつ理解できた気がします。グラントフライングゲットでは、自分が普段行なっている研究とは全然関係ないテーマを考えることができて楽しかったです。どの方も非常に博識で、自身の勉強不足を痛感しました。ワールドカフェでは、ちょうど悩んでいた実験ノートの書き方がテーマでした。おかげさまで悩みが少し晴れました。皆様の実験ノートの書き方を参考にさせて頂きたいと思います。初めて若手の会に参加したため非常に緊張していましたが、終わった今は参加してよかったと思います。このような会を運営してくださったスタッフとスポンサーの皆様方に感謝とお礼を申し上げます。 片桐沙紀(お茶の水女子大学理学部生物学科・学部3年)

旅費サポートにより、4000円で充実した3日間を過ごすことができ大変感謝しております。ワールドポスター形式で固定でたくさんの方の前で発表し、たくさんご意見がいただけたのがとても良かったです。また、ワールドカフェでは研究ノートの取り方について色々なやり方について知ることができ、自分の研究ノートの取り方を改善するきっかけになりました。また、グラントフライングゲットの企画で同じグループの方々と夢のある議論ができとても楽しかったです。この経験を自分の経験に生かしていきたいと思います。 土澤優里(慶應義塾大学環境情報学部3年 先端生命科学研究所)

夏休みの進捗の見込みで参加登録をしましたが、秋になって研究の結果が思うようにいかず、学会に来るときの私は戦々恐々としていました。ですが、参加者の皆さんは非常に優しく、口頭発表の後だけではなく、ワールドポスターや帰りの電車までもアドバイスをくださいました。私にとってこのような優秀な方々と知り合えたことは本当に貴重な経験であり、強い憧れを持ちました。この機会を支援していただき、本当に感謝しています。 石川詩苑(早稲田大学先進理工学部電気情報生命工学科・学部4年)

初参加・大学院生

これまで簡単な配列解析を行っていたが、バイオインフォマティクスの研究の広さと深さを知る良いきっかけとなった。特に、初日のシークエンサー関連の研究の話は、これまで考えてこなかった実験面の内容であり、きちんと調べようと思った。あとは、データ・プログラムの管理に関して良い意見をいただけたので、参考になった。 亀田健(広島大学大学院理学研究科数理分子生命理学専攻・修士課程2年)

今回初めて生命情報科学若手の会に参加させていただきました。 大学のシステムが9月入学、2年時研究室配属である都合上、配属後1ヶ月での参加となりました。その為研究計画のみという形での発表になってしまったにも関わらず様々なアドバイスをいただくことができ、大変有意義な会となりました。会期中は完全にDryでやっているような人からほぼWetで解析だけPCを使うような人まで、様々なレベルでバイオインフォマティクスに関わっている方と話すことができました。その中で「そんなことまでできるのか」と驚いたり「これは自分の研究にも使えるかもしれない」と考えたりすることができ、参加前より視野が広がった気がします。また、分野や所属の違う多くの人と交流できるのもこの会の魅力ではないかと思いました。私も多くの人と知り合うことができ、人見知りから来る緊張に苛まれていた行きと違って帰りは参加してよかったという確かな満足感と共に蒲郡駅までのバスを楽しむことができました。最後に、沖縄という遠方にも関わらず旅費サポートという形で会への参加を支援していただいたスポンサーの皆様、参加登録に関わる手続きや当日の運営をしてくださったスタッフの皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。 堀口理(沖縄科学技術大学院大学・博士課程2年)

生命情報科学若手の会・研究会には初めての参加でした。和気藹々としつつ、食事の席もディスカッションに花が咲く、大変良い雰囲気の会であったと感じました。若手の真剣な妄想をぶつけ合う多彩な企画においては、研究活動に繋がる想像と議論という行為を通じて交流を深めることができ、笑い楽しみながらも研鑽を積むことができたと思います。また自身の発表においては、バイオインフォマティクスに関わりはあるがやや傍流を行く研究がどう受け止められるかなと思っていましたが、質問や提案など多くの反応を得ることができました。加えて参加者の投票で決まる若手奨励賞を頂き、これで自分の研究が認められたとまでは思わないものの、今後の研究活動の励みになりました。総じて貴重な体験であり、参加して良かったと思います。故あってスタッフとしての参加は厳しいのですが、この会の継続、そして生命情報科学分野のますますの発展を陰ながら願っております。ありがとうございました。 小舘 俊(東北大学大学院情報科学研究科 応用情報科学専攻・博士課程1年)

今回は初めての参加でしたが、自分にとって大変面白く、かつ為になる経験となりました。まず、ワールドポスターや口頭発表を通じて沢山の興味深い研究発表を聞くことができました。自分自身も15分間発表の機会が与えられたことで、自分の研究をより深く知るきっかけとなりました。また、各招待講演の内容も興味深かったです。甘利先生の講演は、長年人工知能分野を走ってきた経験と知恵が存分に盛り込まれていてとても興味深かったです。ワールドカフェでは普段あまり話し合わない研究ノートの取り方について話し合いました。企業や実験系研究者など、普段自分が関わることのない方々も含め、多方面の方々の意見はたいへん参考になりました。グラントフライングゲットでは、研究者の興味や根っこにある考えを語り合うことができて楽しかったです。 最後に、会を企画・運営してくださったスタッフの方々や、多大な支援をいただいた企業の方々にお礼を申し上げます。楽しい3日間を過ごすことができました。 多良健太郎(東京大学新領域創成科学研究家メディカル情報生命専攻・修士課程1年)

まずは、旅費のサポート、ありがとうございました、とても助かりました。生命情報若手の会は、はじめての参加でしたが、とても楽しく、有意義な会となりました。共同研究につながりそうなお話も幾つか頂き、本当に至れり尽せりでございました。これも、忙しい中、この会を運営してくださったスタッフの皆さまのおかげでございます。本当にありがとうございました。自身は、生命情報というよりは、非モデル生物の研究に生命情報のツールを使わせて頂いている、ユーザーの立場ですが、もう少し生命情報について詳しくなれば、よりこの会を楽しめるだろうなと思い、次の参加に向けての目標ができました。これからもよろしくお願い致します。 嶺井隆平(長浜バイオ大学コンピューターバイオ・修士課程2年)

生命情報科学若手の会には今回初めて参加させていただきました。私は近々、進化実験で得られたサンプルのシーケンス解析をおこなう予定で、データの解析方法や見せ方などを勉強するために参加しました。しかし、研究会には私が想像していたよりもさらに幅広い研究テーマを持った学生や研究者、企業の方々が参加されており、単なるデータ解析手法の知識だけでなく、その応用分野や可能性の広さ、企業としての活用方法なども知ることができ、若干消化不良気味にはなってしまいましたが、非常に有意義な時間を過ごすことができました。また、私が今回発表した研究の内容は本研究会のものと少し離れているように感じていましたが、他分野の研究にも興味を持ってくださる方も多く、研究会のフレンドリーな雰囲気も相まって楽しく議論を交わすことができました。また予定が合えば参加したいと思います。ありがとうございました。 吉山 友明(大阪大学大学院情報科学研究科バイオ情報工学専攻・博士課程2年)

コンテンツが盛りだくさんのプログラムで時間的に非常にタイトであったが、総じて楽しかったので参加して良かった。 個人的には、ポスター発表の時間を増やして欲しかった。1人あたりの発表の時間が短かったので、議論が途中で終わってしまうことが多かった。 また、興味関心を同じくするグループ(グラントフライングゲットの班)でポスター発表をしたかった。似たような研究をしている人が集まっていただけに、全員の発表を聞けなかったのが非常に残念。 しかし、飲み会の時間が多く設けられていたので、班のメンバーと仲良くなることができたし、自然な会話から研究のアイデアも貰うことができた。 非常に有意義な3日間だった。 増田圭吾(東京工業大学理工学研究科生命情報・修士課程1年)

今回、初めて生命情報科学若手の会に参加させていただきました。幅広い分野の参加者が集まるとは事前に聞いていましたが、予想よりも遥かに多様性に富んだ研究会でした。2泊3日という短い期間でしたが、研究の方法 (wet/dry) も扱う生物種も全く異なる参加者との議論を通して、非常に刺激的な時間を過ごさせていただきました。 私はこれまでwet系の生物学研究を行ってきましたが、現在は主にデータ解析を行っています。所属する研究室はwet系の研究者が大半を占め、解析の相談ができる相手は限られています。今回の研究会では、レベルの高い同世代の生命情報系の参加者に加え、私と同じようにwet系生物学から生命情報に手を広げた参加者とも交流することができました。研究内容は勿論のこと、解析環境の構築や勉強方法、キャリアについて等、普段の学会ではできないような情報交換ができたのは大変ありがたかったです。 同世代の幅広い分野の参加者と生命科学について深く議論することができ、大変実りある研究会だったと思います。次回以降も是非参加させていただきたく思います。最後ではありますが、素晴らしい研究会を企画してくださったスタッフの皆様と、参加をご支援くださったスポンサーの皆様に深く感謝申し上げます。 利光孝太(慶應義塾大学大学院医学研究科・博士課程1年)

今回初めて生命情報科学若手の会に参加させていただきました。愛知県蒲郡という場所は初めて訪れましたが、会場から眺める広大な海、新鮮かつ豪華な食事と丁寧なおもてなしに感動しました。学会が始まると、若手研究者の方々の専門的かつ熱い議論に正直圧倒されっぱなしでした。研究分野も様々でモチベーションや掲げるゴールもそれぞれ独特だったので全ての方のお話に聞き惚れていました。自身の研究テーマがヒトの代謝の数理モデルに関することだったので、ヒト腸内細菌の研究や数理モデル研究をされている方とお会いすることができたのはこれから先のことを考えると特に重要だったと思います。内容に関して印象的だったのは「グラントフライングゲット」と「ワールドカフェ」です。研究のプロポーザルを行う前者について、私のチームは1日目にはほとんど話がまとまらずどうなることかと思いましたが、全員で協力しなんと優勝することができました。「ワールドカフェ」では「研究ノートの取り方」について様々な研究者の方と議論し有用なアイデアをたくさん知ることができたのでこれから実践していきたいと思います。全体を通してたくさんの刺激、情報を得ることができました。次回も是非参加させていただけたらなと思います。 藤田卓(東京大学理学系研究科生物科学専攻・修士課程1年)

今回初参加でしたが、有意義な3日間を過ごせました。通常の口頭研究発表に加え、ワールドポスター、ワールドカフェなど参加者間で議論をする機会が豊富であったため、今後の自分の研究方針や研究生活等に関して参考になる意見をたくさん伺えました。統計、アルゴリズム開発など普段の研究生活では話す機会のない専門家の方々との議論により、視野が広がったように感じます。個人的に得るものが大きかった企画は、チーム毎に理想の研究領域の立ち上げを企画するグラントフライングゲットでした。理想の研究に関する話し合いを進めることによって、「自分にとっての理想の研究とはどのような研究か?」を見つめなおすいい機会になったと思います。機会があれば再び参加したいと思っています。 最後に、当研究会への参加支援をして頂いたスポンサーの皆様、運営を担当していただいたスタッフの皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。 小鍛治俊也(東京大学新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻・博士課程4年)

旅費サポートありで参加させて頂いてありがとうございました。 研究室では他に教えてくれる人もあまりおらず、Dry解析は独学で少しずつ進めていました。また、サマースクールや集中講義・特別講義・海外の同様の講座の資料を使って勉強しながら進めています。ただ名古屋に住んでいることもあり、他の研究者と交流したことがなく、今回の会で普段使いのツールから解析方法に関してまで幅広く議論が行われていたのがとても印象的である意味衝撃的でした。しかも世代が近くざっくばらんに多くの人と話せ、解析に取り組むモチベーションも上がり、困った時の相談相手や将来の共同研究者の候補と出会えたと思います。発表の仕方やコンテンツもいろいろ考えてあって、参加型でアクティブな議論が誘発されていたと思います。 関東では参加者のような方々と頻繁に交流があるかと思うのですが、小規模な研究会であっても、Webで参加できるなどの選択肢があると、有り難いように思います。特にオープンなディスカッションができるSlackのスペースなど(Twitterや学会参加で十分かもしれませんが)があると継続的に議論できると有り難いなあと思います。参加させて頂いてありがとうございました。 白月 遼(名古屋大学大学院医学系研究科総合医学専攻 博士課程3年)

初めて参加させていただきましたが,とても刺激的な研究会で参加してとても良かったと感じました.特に自分と同じ修士課程の学生が多くおり,研究発表を聞いたり議論をしたりしていて,自分の研究に対するモチベーションに繋がったのは若手の会ならではの良さだと感じました.参加する前はDryの研究者がほとんどだと思っていましたが,DryとWetの両方の研究をされている方も多くおり,発表を聞いていてWetメインでやっている自分としても非常に勉強になりました.またワールドポスターでは,通常のポスター発表以上に議論を多くすることができたので,自分の研究に対するフィードバックを多く貰えたとともに,他の研究者の方々の考え方に触れることができてとても勉強になりました.グラントフライングゲットやワールドカフェなどのイベントも他の学会では体験したことのないユニークなものでしたが,とても楽しみながら研究の話をすることができて非常に良かったです.宿のご飯や温泉もとても良く,刺激的で思い出深い3日間を過ごすことができました.加えて,旅費や宿泊費の補助を学会から捻出して頂けたのも非常にありがたかったです.スタッフの皆様,本当にどうもありがとうございました. 増田 貴宏(慶應義塾大学 政策・メディア研究科 修士課程1年)

初参加・研究員など

私はこの研究会に初参加であった。知り合いもほとんどおらず、こんな自分が参加して大丈夫か?他人の研究内容がわかるか?と不安を抱えていた。しかし、終わってみれば参加して本当に良かった。不慣れな場に飛び込むのは少し勇気がいるが、その結果得られるものは大きい。「迷わず行けよ、行けばわかるさ」と参加前の自分に闘魂注入してやりたい。  私が自分の研究について発表したのは主にライトニングトークとワールドポスターで、逆に他の人の研究内容はライトニングトーク、口頭発表セッション、招待講演、懇親会できくことができた。そのどれもが興味深く、かつ新しい研究だと感じた。この業界の潮流も感じられた(やはり今後はグラフゲノムか、など)。グラントフライングゲットでは様々な制約抜きで自由に研究テーマを考えたところ、意外にも自分の専門外の分野のアイディアが多く出てきて驚いた(自他共に)。また、そんな夢物語を互いに語り合うのは楽しかった。ワールドカフェではこの分野の研究ノートのとり方について意見を出し合ったが、他の人がどうしているか気になっていたところだったので参考になった。  概して、素晴らしいロケーションで優秀な若手研究者たちと知り合い、研究を語れた非常に有意義な2泊3日であった。運営スタッフとスポンサー等に心より感謝申し上げる。 木村 真吾(広島大学・自然科学研究支援開発センター ・生命科学実験部門・生命科学機器分析部)

本研究会へは、今回初めての参加となりました。私はこれまで実験系の研究をしてきましたが、そろそろ情報技術を駆使した解析を取り入れなければならないと感じ、情報技術を取り入れることでどのようなことができるのかについて情報収集をするために本研究会に参加させていただきました。参加前は、ほとんどの方がドライの研究をしており飛び交う言語が全く理解できなかったらどうしようと不安でしたが、想像していたよりも生命科学に立脚した情報科学についての発表が多く、情報科学を駆使することで実験系の研究はこの先どんどんと変わっていくのだろうという驚きと期待が得られた会であったと思います。また、今後の研究にも生かせそうな発表が多々あると同時に、基調講演・スポンサードセッションともに素晴らしく、非常に刺激的な会でした。ポスター発表では気になっていた発表について少人数で議論することができたため理解が深まりました。懇親会やグラントフライングゲット等の企画では年齢・立場に関わらず多くの人と議論を交わす貴重な経験ができたと思っています。最後に、本研究会の開催・運営にご尽力くださったスタッフの皆様に、旅費支援に採択していただきこのような素晴らしい会に参加する機会をいただいたことと併せて重ねてお礼を申し上げます。 辻 岳志(大阪大学情報科学研究科招聘教員)

これまでずっとウエット系ばかりで今年から始めた研究の関係でドライ系の勉強も必要だということで今回初めて参加させて頂きましたが、予想以上に収穫の多いものになりました。まず、学生・研究員に関わらず生命情報学というくくりで集まり、様々な分野に触れることができたことは大変貴重でした。この会に来なかったら知ることができなかったような情報が山ほどあり、自分の研究に役立てられたと思います。また、同じ若手研究者ならではのキャリアパスの話などが聞けてよかったです。また機会があれば参加したいです。 東出望花(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科非常勤研究員)

参加経験者・大学院生

どのセッションでも新鮮な知識を得られ面白かったです。同世代の実力者達の成果報告に刺激を受けたのは言うまでもありません。また招待講演者の方々が生き生きと語る姿には、学者に憧れた原点を見たような気がします。本研究会の特徴的な企画であるグラントフライングゲットやワールドポスターは、自分の興味の源泉を改めて言葉にする機会となりました。そしてそれは科学を楽しむ上でとても大事なことだと再認識しました。参加させていただいたのは2回目ですが、新しい企画が考案され、また参加者の分野層も広がっていたことに驚きました。大変意義深い研究会を作り上げてくださったスタッフの方々に御礼申し上げます。 三宅博史(東京大学新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻・博士課程1年)

本研究会は去年に引き続き、さらにスタッフとして参加させていただきました。愛知県での開催で研究費のない学生にとって、旅費補助は大変助かりました。ありがとうございました。また参加者として、去年よりも多くの方と知り合うことができて大変楽しく有意義な時間を過ごすことができました。私の所属している研究室では生物情報科学の分野に詳しい人がおらず、試行錯誤を繰り返している状態です。したがって、エキスパートの方々とかなり近い距離で議論をおこなえるこの学会を毎年開いていただけることは非常にありがたく思っております。もし私のような境遇で研究を進めている方がいらっしゃいましたら、一度この会に参加していただきたいです。もし参加すれば、貴重な意見やアドバイス、さらにこの分野での知り合いを得ることがきっとできるはずです。さらにスタッフとしても大変楽しく素晴らしい会でした。スタッフとしての参加もオススメですので、ぜひご検討ください。 大崎彰梧(東京海洋大学海洋科学技術研究科海洋生命科学専攻・修士課程2年)

この度は生命情報科学若手の会第九回研究会へライトニングトークの枠で参加させて頂きました.深層学習のアルゴリズム開発というエキゾチックなテーマであるにも関わらず発表させて頂きありがとうございました.近年の機械学習ブームの煽りを受けてか私の他にも深層学習を用いた研究や深層学習そのものの開発を行っている参加者の方もおり有益な議論ができました.招待講演にいらしていた細先生のお話は特に普段私が交流する研究者の方のトピックとは異なりフィールドワークを重視した内容で非常に刺激になりました.また機械学習の文脈でも重視されている計算論的神経科学や人工知能の分野に関わっておられる甘利先生のお話もまた人工知能学会などで話されていた内容とは異なり個人的なお話なども含まれておりとても楽しめました.弊研究室で以前開催されたことのあったグラントフライングゲット企画では様々なアイデアを出し合いそれぞれのチームカラーのあふれるプレゼンテーション大会となりとても良い企画であったと思います.このたびはこのような会に参加させて頂いたこと、また旅費のサポートをして頂けたことに感謝致します. 板谷琴音(慶應義塾大学政策・メディア研究科・博士課程1年)

今回で3回目の参加となりました。招待講演である、細先生、甘利先生、浜田先生のお三方のお話は、非常に印象深い発表でした。それに加え、多くの口頭発表とライトニングトークを伺い、自分が携わっている比較ゲノム以外の研究についても、新しい知見を得ることができた3日間でした。 本研究会にて特に刺激的だったのは、グラントフライングゲット企画です。数年前、私が所属する大学の研究室では、数週間の準備期間を取って本企画を行いました。しかし、本研究会では、たった2日足らずの準備期間で、多種多様の研究テーマが生み出されており、大変驚きました。 最後になりましたが、遠方よりご参加頂いた皆様、旅費のサポートして頂いたスポンサーの皆様のおかげで、無事に本研究会が開催できましたこと、心から感謝申し上げます。 吉田祐貴(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 修士課程2年)